秋のワルツ、そなたはどなた

書きかけ、書き散らしが多い今日この頃。どうせ気の向いたときのみ書けばいい気楽さで、今回は初の試み「未来進行形」にチャレンジ。

さ〜て着いた着いた。手ぶらだからいいね〜。
まずはバスに乗って、と。
あれあの綺麗な人はちぇ十さんではありませんか?
あれあそこのちょっとにやけてるけど格好いい人、胃病ん本くん?
何だか日本語が下手になったかな〜、周りの人の言葉がよくわからないぞ〜。
あれ自転車に乗りすぎて眼が疲れたかな〜、漢字が歪んで見えてきたぞ〜。

絵画鑑賞

今回は趣向を変え(というか書きかけのものが多すぎますよ門さん)という声もありますが。文章は書きたいときが旬ですので・・・。
滞日中に(っておおげさな)一度行っておきたかった東京都美術館で開催中のフィラデルフィア美術館展にようやく行ってきました。全77点を3時間かけて穴の開くほど見た作品から、一瞥すらせず前を通っただけの作品まで。個人的な好みと偏見(って美術作品鑑賞にこれ以外の指標は不要でしょう)に従い、良かった作品のみA〜C(Aが最高、区分内の順は展示リスト順)に分けて掲載してみました。何かで読んだ美術館での絵画鑑賞方法なのですが、「全展示中の1点だけ持ち帰れるとしたらどれがいいか?」という目で見るのです。そうするとすごう緊張感と楽しさで見れますよ。(私だけかもしれませんが)

C.
Summer landscape Eragny(Pissarro)
Morning at Antibe(Monet)
Self Portrait(Picasso)
Typographer(Leger)
Still life on a table(Matisse)
Woman in blue(Matisse)
The kiss(Brancusi)
Portrait of a Polish woman(Modigliani)
Purim(Chagall)
Dog barking at the moon(Miro)
B.
Port of Le Havre(Monet)
Portrait of madame Cezanne(Cezanne)
Circles in a circle(Kandinsky)
Two models resting(Matisse)
A.
Portrait of Mademoiselle Legrand(Renoir)
Portrait of Aline Charigot(Renoir)
Girl tatting(Renoir)
Winter landscape Giverny(Cezanne)
Animated landscape(Leger)

ルノワールのうまさが光っていましたが、例えば「ルグラン嬢の肖像」。これを見るためだけに「だまされた」と思って一度上野へ足を(足だけじゃなく眼も)運んでみてはいかがでしょう?尚上記Aランク、Bランクを鑑賞後も「何だつまらなかったぞ(わ)」「だまされたぞ(わ)」という方がいらっしゃった場合、次回お会いしたときにでもその旨申し出ていただければ入場料及び交通費の一部をお返し(するかもしれません)(いたします)。
15年振りぐらいにパリに寄る予定があり、「オルセー」「国立近代(ポンピドー内)」「ピカソ」の3美術館を見てきます。

おっと忘れてはいけない出題を・・。
1.上記作品群のなかで1点だけ「絵画」ではないものがありますが、どれでしょう。(芸術通のあなたならすぐわかりますね?)
2.ルノワールの作品がやけに評価が高い理由を次から選びましょう。(複数回答可)
a もともとルノワールが世界で最も上手い作家と思っているから。
b 他の有名作家の出展品がそれほど傑作でなかったから。
c 女性が好きだから。
d もともとルノワールが世界で最もうまい作家と思っているから。
e もともとルノワールが世界で最も美味い作家と思っているから。
f 理由などない。
g 芸術は爆発だ
h もともとルノワールが世界で最も美味い作家と思っているから。
3.門さんがかけた交通費は次のどれでしょう。
a 1125ユーロ。
b 1180円。
c 0ユーロ。
d Michelin aircomp ultra light Nシマ特価代。
e 3.5ガロン。
f ただ。
4.この日外出中に食べたものは何でしょう。(複数回答可)
a ソイジョイレーズンアーモンド味by大塚製薬
b カフェモカグランデbyスターバックスコーヒーat六本木TSUTAYA
c 黒棒by?from背中on道路
d 空気
e 芸術
f カーウントカーのコース
g 前川のうな重
h 土手の伊勢屋のえび天丼
i モスバーガーbyもすふーど
j ジョルジュブランのクレープ

ひとに病あり(その壱)

人は誰しも病に罹る。
病の種類も多々ある。
この四半世紀で私が罹った病について考えた。

この病は潜伏期間が5年ほどであった。
 当時土曜日曜が休日のサラリーマンごっこをしていた私の病は、なぜかその休日に発症することが多かった。
またこの病は天候や気温にも左右されやすかったため、会社にいても家にいても1日に何度も天気予報を確認する癖がついていた。
 本人に自覚症状が少ないのもこの病の特徴のひとつだ。傍から見ると明らかに「どこかおかしい」が、「どこが」「どれくらい」「どう」おかしいか?となると経験を積んだ専門家でも意見が分かれることも珍しくない。
 幸い私の病は「不治の病」とさえ言われた一時期の厳しい時期を乗り越えゆるやかに回復している。
不思議なことにその回復につれて「同病者」の存在、病の重さ、その経歴、今後の治癒見込みかまで感覚的にも医学的にもよく理解できるようになった。

 そこで第一回目の今日は、私の周囲で見られる病の症状についてその具体例をあげながら学んでいこう。
この方はまだ現役であり、本人はもとよりその(見目麗しき)家族や(個性豊かな)勤務先の人達もこの症状が「病」であることに気付いていないため、また我が国ではその治療法さえ確立されていないため・・・・。

ひとに病あり(その弐)

さてここで我が国でも希少価値の高い、と同時に今後の治療法研究に於いても大変貴重な事例であることに疑問の余地がないY氏については、先に発表の場を確保することで「本人」に自覚を促すこととしよう。
 先日召集された某県某温泉場での「湯治治癒療法研鑽会」においてもY氏の凄まじいまでの病魔進行度と、(悲しいまでに病魔の重さに気付いていない)微笑ましいまでのS氏の天衣無縫さとが大いに議題に上った事は賢明かつ向学心旺盛な諸君にとっては周知の事実であろう。尚この研鑽会には最も直近に発病認定を受けたN氏も馳せ参じていた(睡眠不足の氏が、甘い言葉に惑わされ自宅前から半軟禁状態で拉致されたのではないか、との未確認情報も提供されているのだが)が、やはり(自画自賛するわけではないが)Y氏の(悲しいまでの)症状に最も的確かつ情け容赦ない現状分析を矢継ぎ早に披露し続けたのが他ならぬ「筆者」であったことは史実が語るところであろう。

ひとに病あり(その参)

S氏、Y氏とくればやはりK氏を忘れるわけにはいかない。S氏の潜伏期間のところで(やや先走った感も無きにしも非ずだが)K氏の事例は我が国に於いてパンダの人工授精に成功するが如き大変得がたくかつ待ち望まれたものであるため、ここで発表の場を確保することは今後の学会活性化のためにも大いに意義ある(異議ある?)行為である(更衣??)と言えよう。