POST

郵貯銀行、でしたっけ。名前を変えて何の意味がありますか??
郵便局で十分。
日本の郵便局は素晴らしいのです。
家から4分のところにあります。
時々行くことがありますが、何がすごいって
1.わざわざ手数料が何十円か安くなる方法を、時間をかけて説明してくれる。
2.ちょっと質問をしてみると、もういいですくらい詳しく分かりやすく「日本語で」教えてくれる。
3.閉店時間ギリギリに行っても「閉まってない」どころか「露骨にイヤな顔などせず」「親切丁寧に対応してくれ  て」こっちが恐縮致します。

「凄い」に絶対的基準はありませんので、当然ですがどこかの誰かさんと「比較して」すごいのです。
どこかの誰かさん
1.アイルランド編
 ここでは何とか言葉が(注;残念ながら日本語ではありません)通じるので、昨年冬にあまりにも重い荷物に先行 きが暗くなり、物は試しと地方都市のPOSTに行って聞いてみたのでした。
 私「日本までこのぐらいの物を送るとおいくらでしょうか?」「教えて頂ければ身にあまる光栄です。」
 窓口のおばさん「何何、日本ってどこだっけ、あ〜、それならこれでも見といてね、イロイロ書いてあるから」と 小冊子をくれる。
 私、それを持ち帰り、じっくりとコストパフォーマンスとリスク(海外から物を送って、日本国内のようには当たり前に無事着 くような国はありません)(敢えてあげればドイツだけでしょうか)。
 翌日2キロ位のもので送りたいものを、いくつか袋につめ再びPOSTへ。おっと昼前か・・・。
 窓口に並ぶこと10分、私「あの、その・・日本にこういうのを送りたいのですが、重さを計ってもらえますか? 袋詰めはどのように致せばよろしいのでしょうか、おば様」
 おばさま(さあ今日は何を食べようかしら、何?まだ行列があるわね、いったいこの人達何考えてんの?)(あら 何だかあまり近所じゃ見ない顔ね?ベトナム人かしら?でも英語を話してるようね)「ふ〜む、重さ?はい、じゃあ の端にあるところへ行ってちょ。」
 私「判りました。直ちに参ります。がたいへん恐れ入りますが奥様、このような物はどのようにパッケージしたらよ ろしのでしょう?ご教示頂ければ身に余る光栄でございます(ちょっと誇張気味)」
 おばさま「そんなのステイショナリーで売ってるわよ」
 私(はは〜とひれ伏す)(ステイショナリー?って何だっけ、単語暗記が三度の飯より嫌い??だったので・・。まあ世界 どこでも封筒やら何やらが売ってそうな店なんてそうないので、幸いSTREETの本屋のお姉さまに聞くと、ここには ないけどすぐそこの文房具屋さんで専用封筒が売ってるわよ。
 ということで無事適当なサイズの内側にはプチプチ(あれです)のついたしっかりした大判封筒を購入、これでガムテ ープはどうしようか?POSTで貸してくれるとは思えないので(お〜郵便局様にはペンからのりから完備されてま  す)、TESCO(アイルランドに多い大型スーパー、店員はポーランド等東欧圏のお姉さんが多いので、英語もロシア風なまり、当 然ながら(失礼)レジ打ち間違いは当たり前・・。ちなみに4回ぐらい買物をした私もちっかり1ケタ多く打ち間違 えられましたが、そこからが大変。事実はわかっても、お姉さん自分では訂正の仕方もしりません。そのときは放 送で所謂スーパーバイザー系の若いお兄ちゃんが来て(またやったの?)みたいなことをポーランド語(多分ね)でお姉さ んに言い、さてこれで返金か?、でも私カードで払ってるんですけど・・あっさりお兄さんレジ開けて現金で返金し てくれました。という(脱線しすぎ?)TESCOへ行って買わなきゃいけない用事が減りました。ちゃんと封のでき るノリも付いてるヤツでした。尚、そういうときのために(って郵便局様のように箱まで売ってるはずはないでし ょ、POSTは箱売屋じゃないんだからね)TESCOでしっかり手頃なサイズのダンボール箱は買物ついでに無料でゲットしてお いたのでしたが、これも入用じゃなくなったね。
 そんなこんなで再度POSTへ、もうこの頃になるとこのPOSTの人間関係から列のはけ具合から、このくらいはしちゃ っても誰も文句は言わないだろう具合まで「把握」してしまったので(つもり)、迷わず列には並ばず先ほど言わ れた「重さを量れる窓口」へ直行。
 私「あの先ほどあそこの窓口で聞いて・・、これとこれを2キロ目一杯にして2つ送りたいのですがシルブプレじゃな いペルファボーレでもない「お願いします?」じゃないPLEASEでいいんだっけ??まあそんなこんなで読み終えた本1 冊単位を詰めたり出したり、今回お役目ごめんとなった自転車シューズにペダルに工具などを詰め、再び先ほどの窓口 のおばさまのところへ行かねばならぬらしい。時も経ち、ふと振り返れば列もまばら、まずいここで今日のお仕事 終了なんて言われたことには・・今日一日を小包2個送るという「雑用」で終えることになりかねない。
 私(精一杯の笑顔とこれを送らないことには死ぬに死ねないという必死モードとを、ひとつの顔で表現しつつ)
 荷造の完了した2つの「専用封筒」を恐る恐る差出し・・・・。
 おばさま(ヤレヤレこれを片付ければお昼ね〜、何食べようかしら 〜さん、)「日本ね、2つね」
 私「よろしくお願いします」「大変恐縮ではありますが、これはこの冊子に書いてある通り航空便で1週間以内に ワタクシメの自宅まで、日本の郵便局経由でお届けいただける、ということで間違いございませんでしょうか?」
 おばさま(大きく笑って)「全く問題ないわよ」
 私(はは〜有難き幸せに仕り候)

問題1.さてこの2つの郵便物は果たして無事自宅まで配達されたのでしょうか?そう思う理由も述べよ。
問題2.1でYESとこたえたあなた、それではいったい発送日から何日後(何ヵ月後?)に届いたのでしょうか?