乗鞍速報 

長文レポートを書きつつありますが、いつになることやら・・なのでとりあえずの感想を報告します。
1、前日いつもの癖で余裕をかましすぎました。なぜかこんなときに「車の」オイル交換。10分もあればできますよ、などと いうお兄さんをつい信じたが・・。それでもまだ余裕。スケさん同様甲州、信州の夏の下道を走っているうちに少しだけ道を間違えたり。結局よくありがちな、出場10回以上を誇る余裕で、締め切り10分前に涼しい顔で受付終了。
2、風さん、スケさんと温泉・飯・酒2時間1本勝負。なかなか楽しかったです。翌日への気使い不要ならさらに・・。
3、心配された雨も起きたときには何とかもっていた。が、なぜか3人で集まって話はじめたとたんにザーッ激しく雨。これって誰が??早朝の高原でのさわやかな朝食が一転、車にもぐりもぐもぐと補給に変わる。ウォームアップ開始時にもまだ雨。最初からそれほど多くなかったように気がする「気勢」をさらにそぐとは。。結局雨対策に時間をとられ、中途半端なアップしかできない。
4、700人もの同時スタートとは。スタート横断幕を通過したのがすでに1分20秒後。えーと、これはそのまま自己計測から引けばいいかな。。まてよそれよりこの横断幕の下でリセットすればよかったのか・・平均速度もタイムもきっちりみれたのに。などと妙に考えごとがはかどるな。ふと気がつくと・・この山の中で渋滞か?どうやら左コーナーを曲がってもまだまだ解消しそうにない。どうりで楽なはずだ。しかしつい「みんないい年した人たちなんだから、この程度の坂でふらつかないでよ。」とか「ほらそこの遅い人、そうして左寄れないのかね」・・。ストレスがたまりました。
5、予定外に3キロほどか「パレード走行状態」。スケさんの姿がスローモーションのようによく見えましたよ。この時点では 走る名僧・瞑想・迷走・・・。息は乱れぬが心は千路に乱れるのでした。もうあげなければいけないのに、あげられない心拍数。前向きに考えてこれが最後の5キロへの「貯金」になるんだよ、と。しかし全然走思ってくれない冷静な人が苦笑している。間違いなく「出遅れた!!」
6、このタイムロスをどう消化しようか?などとあまった心拍数のおかけで頭が回ること。本当はその分足を回すべきところな のに・・自分の目標タイムで走ればこのなかの上位10%以内に入ることを考えればやはりスタート位置取りが必要でしたね。
7、CP1でようやく遅れタイムを整理し、集中開始。カクさんご指摘の通りだいたいどのへんでどのギアを使うかほぼイメージされています。が、コースを熟知するメリットはより効率的に走れることだけで、その効率化で浮かした分を一段上の苦しみレベルまで突入させる強い意志が必要です。あちこちのコーナーに在るのはわずかな「快走」(乗鞍で快走できることってそうないですよね?)の経験をはるかにうわまわる「苦しさ」の経験・・。昼苦来務レースの常でしょうか。
8、序盤の予想以上に心拍があげられないため、中間あたりでも まだ余裕がある気がする。ここで微妙に判断ミスか、ラスト5キロまでこのやや余裕を残したペースでいこうと決めたのは。もうCP2だ、と思ったのも多分今回が初めて。この時点で公式記録上20分を切るためには、ひとつのミスも許されないぎりぎりのタイムだ。で、ようやく最後の2〜3キロを気迫のこもった走りで追い込みゴール。
9、タイム?女子に生まれていたら接戦を制し、見事表彰台中央でした。。。 (しばらくして続く)