小淵沢2次合宿

昨日のデータ 106K 4.36 23.1H
いやーよく寝ました。おかげで体調も回復。
朝食をゆっくり食べながら思ったことは
ここの環境、一歩出れば思う存分走れて道も景色も快適、それに比べて人の多い多摩川、車の多い甲州街道を汗かいて抜けなければ山にはたどりつけない多摩地区・・でもここに住んでいたらあくせくと1日200キロなんか走らずにこうして居ながらに山の四季を楽しみ、朝夕ものんびりくつろいでしまうのかなーと。

家の前からすぐ始まるハイライトコース(多摩地区自宅発比)、最高のワインディングアンドアップダウン(アップアップダウンアップアップかな)を見ながら不思議とゆっくりしたのでした。高原の日差しを楽しみながら八ヶ岳・南アルプスを眺めつつ、出発前にテラスで自転車を支度。コーヒーにデザートを取る・・うーんいいな。
8時30発。まだ残っている桜、朝の日差しを浴びた周囲360度の山々、昨夜の冷え込みでこれがまた美しい。4キロ9%程の直線的のぼりも背中に朝の日差しが暖かく、27Tでややペースを落としていく。時々2人で気持ちいいですね・・と談笑?しつつ進む。八ヶ岳周遊路の牧場公園や清泉寮により、小海線を横に見ながら野辺山へ。この辺からは今日は本当に日曜日だったかな?と気になるくらい人はもちろん車もいないエリア。日本離れ(本州離れ)した広々した山ふところの川上村を抜け信州峠へ。心地いい汗もすぐひくのでノンストップでそのまま下る。新緑の葉陰でつくられるコントラスト、コーナー毎のルートどりを判断しつつ川の流れのように滑らかに無駄なく下る、これがまた楽しい。(って調子に乗るとまた転ばされるから安全第一)。
クリスタルラインとの合流点で一服していると風さんが時計を気にしてる。季節外れの雪が降ってる・・のではなく、あーそうだ柳沢を越えて日没までに帰るならもうあまり時間がないか・・。ダム湖からは昨年秋に通ったのと同じルートで一気に双葉まで。農の駅でちょうど昼時。風さんに道案内をしつつ大盛りうどんを食べる。何となくここでじゃーがんばって・・ではいくら「車でデポしてもらい、自走で帰れるなんで『なんて幸せ者なんだろ』」とおっしゃる風さんとはいえ「登戸まで多摩川を遡上するいきのいい鮭を隅田川の土手に放すようなもの」。ということで六郷土手が見えるところまでナビを務め(って相当おおげさです)そこでUターン。いきのいい風さんのこと、疲労時には「華厳の滝遡上」に匹敵すると鮭仲間でも評判の柳沢峠も問題ないでしょう。
さて、地上に戻りこちらはまだ時計を気にしなくていい回遊魚状態。今まで通り過ぎていた太陽館の展望台にのぼり再度山々の眺めを楽しみ、以前から気になっていたきのこ園で山菜販売が目に留まる。いったん通り過ぎたものの何故かいい予感が。。。で、戻って聞いてみるとその場で天ぷらにしてくれるとのおばさんの答え(おばさんが女神に見えました)。ロードのりにはあるまじき行為(親方に見つかったら証拠写真をとられたうえに全国指名手配されそうな)(華厳の滝を遡上中の風さんに分けてあげたいけどそれも迷惑でしょう)、うど・タラの芽・おおば・こしあぶら、採れた山菜あげたて4種類食べ放題となったのでした。(風ん、自分だけごちそうで申し訳ないっす。)それにしても旬のものをその場で食す、これはおいしいですね。山菜採取特殊部隊のおじさんたちも混ざり(ってあなたがそこに混ざっただけでしょう、まったく調子がいいんだから。。)あやうくお酒も始まりそうな勢いだったがさすがに危険を感じ、次の寄り道地点津金旧校舎へ。デッキから校庭のこいのぼりを眺めつつ、おいしい手つくりパンを静かに味わう。時が止まったかのような夕方前のひととき。海岸寺への急勾配も27Tのおかげで汗をかくだけでこなし、清里手前からレインボーラインへ抜け帰宅。いつも不平不満の多いお腹も今日はご満悦の様子なおので、夕食は昨夜の七賢と先ほど買った津金のパンにファンから差入れの赤ワインを中心に。
やはり明日は中央構造線を南下しなくてはいけないだろう。じっくり地図を眺めつつ作戦会議を招集、誰がどこを引き峠をどのペースでいくか、補給はどこで行い取りそこなった場合にサポートCARがあがってこれるのか、あの細い道で・・など議論は尽きぬまま酔いが回ってきた・・。推定150キロ。